カウンセラー藤本琢による不登校や登校拒否の子どもを持つ親のためのカウンセリング・克服指導「ファーストホームエデュケーション」

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親の役割とは何でしょう?

多くの方が、近くの相談機関へ行って、ご相談されたことでしょう。そこでは、
「とりあえず休ませてあげてください」
「待ってあげてください」
「子どもの望むことをしてあげてください」
そう言われたかもしれません。但し、相談機関で教えてくれることは、カウンセラーの技術の一部です。

親の役割は、カウンセラーになることではありません。

不登校の子どもに限らず、子どもたちは未完成で未成熟です。しかし、逆に言えば、それは多くの可能性を秘めているということです。

親の役割は、その可能性を引き出して、伸ばしていくことです。

未完成である子どもに、子ども自身の人生を子どもにただ任せて待つことではありません。

子育てにおいて大切なこと

子どもが迷宮に迷い込んでしまったときは教えてあげないといけませんし、間違ったことをしたときは叱ってあげないといけません。 もちろん子どもを信じて待つことは大切なファクターですが、その前提には、それが子どもの所有すべき問題であるかどうか、そのことに子どもが気づける状況であるかどうかの判断が必要です。

子どもが自分の可能性を信じて努力をしているとき、もしそれが失敗に終わるとわかっていたとしても、見守ってあげなくてはいけない時もあります。大切な事は、それをフィードバックさせてあげて、落ち込ませるのではなく前向きに失敗と向き合えるようにしてあげることが大切です。

また、叱ってあげて何が間違っていて、次にその間違いを避けるためにどうするべきかを子ども自身に考えられるようにしてあげることも大切です。「非難」は何も生み出しませんが、「叱る」ことは何も間違った事ではありません。「受容」や「批判を避ける」ことなどは、子育てにおいてもとても大切なことです。

本当に子どもに必要な親とは、自立して社会適応すること、自分の力で生きていける術を教えてくれるそんな親です。親は子より長く生きることはできません。

「子育て」とは、保護し守ることではありません。いかに自分たちなしで生きていけるようにしてあげるかということです。