カウンセリングは効果がない

カウンセリングと一口に言っても、その流派は200以上とも400以上あるとも言われます。原則的に一般的なカウンセリングの場合は、そのクライアントに適した手法を取捨選択して最も効果が高いものを進めるはずです。

しかし、実際は日本の多くのカウンセリングの根底を成す考え方は「来談者(クライエント)中心療法」という手法であるといえます。日本においてカウンセリングと言う場合「来談者中心療法」自体をさすこともあります。もちろん不登校においても「来談者中心療法」をベースに対応が考えられています。

この考え方の基礎は「対象者自身の中に答えはすでにあるはず」というところにあります。不登校の状態の子どもたち自身の中に答えがあるとするため、「待ちましょう」「いつか動き出すはず」という対応が導き出されます。

成人した対象者に関して言えば「来談者中心療法」本当に効果が高いと私自身経験的に感じています。

しかし、不登校児童に関して言えば傾聴スキルだけでは終着点が見つけられないのが本音です。多くのケースで「行っても意味がない」と言って途中で終わってしまうのです。不登校に限っていえば未成熟な子どもたちの中には答えがないのかもしれません。

詳しくは「他の支援機関では改善しなかった」を参照ください

傾聴型中心療法のイメージ

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