不登校は克服できる

どの不登校の子どもたちに言えることですが、本当は子どもたちは学校へ帰りたがっているのです。

そして何故だか学校へ行けなくなってしまったのです。

過去の調査では、ひきこもりの子どものほとんどが不登校状態であったという結果があります。また、一度不登校を経験した子どもは、克服したように思えても再発の可能性が6割程度あります。

FHEでは、 学校に行きたくても行けなくなってしまった背景を問題と捉え、子どもに学校に戻るきっかけを与え継続登校が重要であると考えています。

学校にいくこと

多くの子供たちと接していて、「普通に生きる」のは、意外にも「個性的に生きる」ことと同じ位難しいのだという事を、つくづく実感させられます。

「普通に生きていく」うえで必要な「能力」があるのだと気付かされました。それは「協調性」であったり、「要領のよさ」、「ある種の図太さ」だったりするのです。

クラスの友達が「みんなイッチョやろーぜ」と言ったときに「おー!」と言える「能力」であり、「クラスの友達もよく忘れているから、ボクも少し怠けて宿題忘れて学校行ってもいいかな」と周りを見る「能力」だったり、「おーいチビスケ」と友達にからかわれた時に、「なんだいデカスケ」と笑って冗談でかわせる柔軟さという「能力」だったりするのです。

「みんなと同じ」ことを求められることなく育った子どもが成人したとき、誰が言えるでしょうか?「さあ猶予期間はおしまい。明日からは『皆と同じ』ように社会人として頑張って」と。

(FHE代表 藤本 琢 著「不登校13万人の親にできること!」P20から抜粋)

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