FHEでは、不登校のお子さんが持つ潜在能力を引き出し、未来へ向かって自ら歩み出せるよう、心理学に基づいた専門的な支援を提供しています。その鍵となるのが、コーチング技術、訪問カウンセリング、動機づけ面接(Motivational Interviewing: MI)です。それぞれが連携し、お子さんの成長を多角的に支えます。
コーチングスキルで気付きを与える
コーチングは、お子さん自身の中に眠る力を引き出し、自分の力で問題に立ち向かう力を育む技術です。20年以上前に不登校児童生徒へのコーチングをFHEが初めて導入しました。この分野でのパイオニアとして、長年の実績と経験をもとに心理学を応用したコーチングスキルを提供しています。
コーチングの目的
- 子どもの未来への意識を高め、自分の力で進む気持ちを育む。
- 心を穏やかにするだけでなく、自己を奮い立たせる力を引き出す。
- 過去にとらわれず、前向きに未来を考えられるようにする。
コーチングの特徴
- 1.心理学に基づくアプローチ
- 国家資格を持つ心理職の専門家が対応し、科学的根拠に基づいた支援を提供します。
- 2.潜在能力の引き出し
- 子どもが自分で気付けなかった可能性や力を発見できるようにサポートします。
- 3.登校刺激
- 「学校に行きなさい」と促すのではなく、子どもの中から登校の意思を引き出し、子どもが主体的に登校準備を進められるよう支援します。

動機づけ面接(MI)で内発的な意欲を育てる
動機づけ面接(Motivational Interviewing: MI)は、子どもが自分自身の中にある「やりたい」「変わりたい」という気持ちに気付き、それを行動に結び付ける心理学的アプローチです。
MIの特徴
- 1.自己決定の尊重
- 子ども自身が「どうしたいのか」を中心に据え、子ども自身が自己実現を目指し、自分自身のために頑張る動機を引き出します。
- 2.抵抗感の軽減
- 子どもの気持ちを否定せず、共感を重視することで、自らの意思で動き出すきっかけを作ります。
- 3.内発的動機づけ
- 内発的な意思を引き出し、子ども自身が自分の意思で行動を選べるようにサポートします。
MIの成果
- 子どもが自分で目標を設定し、自信を持って行動に移せるようになります。
- 親が「学校に行かせようとする」ことを排除し、子どもが自分自身の問題と捉えられるようになります。
訪問カウンセリングで安心感を提供
訪問カウンセリングは、家庭に寄り添いながらお子さんと直接向き合うFHEの特長的な支援方法です。カウンセラーが家庭を訪問し、子どもの不安を軽減しながら復学準備を進めます。
訪問カウンセリングの役割
- 1.信頼関係の構築
- 訪問カウンセラーが直接対話し、子どもが安心して自分の気持ちを話せる環境を作ります。
- 2.安心感の提供
- 子どもが一人で抱えていた不安や問題に立ち向かえるよう、支え励まします。
- 3.主体的な復学準備
- 訪問カウンセラーと子どもが一緒に復学準備を進め、子ども自身が計画し主体的に行動した結果「登校」を達成できるようにサポートします。
ジョイニングを経た登校刺激
登校刺激は、心理学的配慮をもって進めます。「学校に行きなさい」と無理強いするのではなく、家庭療法やMIを並行しながら、タイミングを慎重に見極めます。

支援の流れと成果
支援の流れ
- 1.MIで内発的な意欲を引き出す
- 子ども自身が「変わりたい」「やりたい」と思えるよう、心の中にある力を発見します。
- 2.コーチングで未来への意識を高める
- 子どもが自分の力で未来を切り開く意識を持てるよう、意欲を行動に結び付けます。
- 3.訪問カウンセリングで安心感と実践力を提供:
- 家庭や学校での実践的なサポートを通じて、復学や社会的な自立を目指します。
得られる成果
- 自立と成長
- 子どもが自分の力で問題に向き合い、未来を切り開く自信を持てるようになります。
- 家庭での安定
- 子どもが自分自身の問題として「登校」を捉えられるようにすすめるため、親子間で「不登校問題」で苦しむことがなくなります。
- 継続的な復学
- 子どもが主体的に登校を選び、継続的に学校生活を送れるようになります。
FHEの支援が選ばれる理由
心理学に基づく専門性
国家資格を持つ心理職が担当し、科学的根拠に基づいた支援を提供します。
子ども主体のアプローチ
子どもの状況や特性に合わせた個別対応。
継続的なフォロー
復学後も安定した生活を送れるよう、長期的なサポートを行います。
FHEでは、お子さんが自らの力で未来を切り開くための全力サポートを行います。ぜひお気軽にご相談ください。