「FHE復学システムは、不登校からの復学を支援する包括的なプログラムです。お子さんとご家族一人ひとりの状況に合わせた支援計画を通じて、無理のない復学を実現します。
STEP1
アセスメント
(専門的分析・状況把握・性格行動傾向分析)を誰が行うのか肝心になります。当センターではアセスメントは藤本先生が全クライエント様すべてに直接関わります。【2025年1月現在】
親御さんとの初回面談カウンセリングでは、日常の状況やお子さんの性格、過去の出来事をじっくり伺い、徹底的なアセスメントを行います。心理的背景を深く理解することで、最適なプラン作成の基盤を築きます。
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STEP2
プラン、手法を決定する
そのご家庭、お子さんに一番適したプランを作成します。
FHE復学システムの特徴1
お子さんに適したプラン作成
お子さんが育つ環境には一つとして同じものはありません。 お子さんに一番適した復学プランを作成するため、FHEではアセスメント(専門的分析)を基にプランを作成します。 一度作ったアセスメントを何度も訂正改善を繰り返し、思い込みや間違いがないかを複数人の心理職が更新します。この徹底したデータ収集と更新したアセスメントに基づいた復学計画があるからこそ最短での復学を可能にしています。
STEP3
家族療法を始める
「素因ストレスモデル」と呼ばれる、ストレスとそのストレスを受け取る土壌であるお子さん自身をまず理解することから始めます。また、家族療法では円環的といって家族内でお互いに影響を与え合って結果が出ていると考えます。学校に向きやすい家庭内対応方法や、お互いに良い結果がでるシステムを実感しながら、本当に必要だった家庭内の対応の仕方を知っていただきます。関わり方や、声掛けの仕方など小さなこと家庭内対応を変えることでお子さんに良い影響を与える技術が身に付きます。
STEP4
訪問カウンセラーによる復学支援フォロー
アウトリーチ(訪問)支援は、マニュアル対応ではなくアセスメントから作られたデータからお子さんにとってプラスの影響を与える対応などを事前に理解したうえで行います。一緒にゲームをしたりドラマを見たりすることで不足して退行している学校で必要なコミュニケーション能力を活性化させさせていきます。
また、復学に向けて学校の準備をする際にも、「なんかもう大丈夫な気がする」という感覚を実感できるように進めていきます。学校の準備などの子ども自身が訪問カウンセラーと共同で自発的に準備をするファクターは、「行かされる学校」から「自分の力取り返す学校」に大きく転換するとても大切な手法です。
FHE復学システムの特徴2
専任カウンセラーが担当します
ご家庭ごとに専任のカウンセラーが継続したサポートにあたります。こうすることで、お子さんとの距離を身近なものにでき、またご家庭の状況も把握しやすくなります。お子さんへ気付きを与える機会として、またあらためて子育てを学んでいただく機会として、この期間をともに過ごしていきます。
STEP5
復学計画の立案
お子さんに専用の復学までのロードマップをお子さん自身に理解させることで安心するところから始めていきます。本人の傾向を事前にデータ分析してあるため、担当の心理職が押さえるべきポイントを織り込んで本人と一緒に個別支援計画をたてます。
STEP6
学校との連携
多職種連携は経験がとても重要です。学校の先生方との連携を数多く経験した心理職がクライエント様に同伴して、学校の先生方と話し合いを進めていきます。学校の先生方の意見も聞きながら、一緒に復学時に子どもが安心できる配慮の形などを決めていきます。
FHE復学システムの特徴3
相談したいときに連絡できる
サポートがおわるまでは受付時間に関係なく専門家と連絡が取れる体制です。受付時間10時~17時に縛られずFHE代表カウンセラー藤本直通の携帯番号、携帯メールアドレスをお知らせします。
※ご対応マニュアルをお渡しします。
STEP7
継続登校フォロー
FHEの復学支援は復学後からが本番です。継続登校をいかにタイミングよく心理職がフォローしていけるのかが鍵になります。「また休むかもしれない」などの心配、不安は担当の心理職がフォローしていきます。
「どうすれば?」「こうなったときどうすれば?」といったお悩みに関しては全て対応プランに含まれていますので、支援開始後は「親としてどうすればいいのか」に集中でき、「子どもの心配」から解放されます。「子ども」は状況報告だけ行う、「親としてどう対応すべきか」だけに注力して対応を覚えられるようになります。
STEP8
家庭システムの実践
復学以降起こりうる問題をひとつずつ解決していき、最終的には専門家なし、身につけた家族療法の技術で親の力であらゆる問題の解決ができるようにします。家庭システムだけで継続登校を含む問題が起きた際の処理ができるシステムを構築することを目指していきます。